解説
膿で出来ているソロモン王宮。かつては栄えていたその王宮の中を歩いているうちに、自分の身体が膿の空間に吸い寄せられ、いつしか宮殿に住む法王になっていた。
関連舞踏譜
壁の世界重さの中の軽さ、軽さの中の重さ。一人の少女の中に混在している重さや軽さを測る。
羽子板の少女解剖図鑑の世界「痛み」の中のさまざまなバリエーションを具体的な形にして、さらに空間にまでかかわりながら、全体的には「どうしてよいか分からない」という踊りが生まれている。
癩病院解剖図鑑の世界具体的に肉が重くなっていく。それにつれて気持ちも重くなっていく。もう戻れない。身体を支えていられない。
重い首