膿と癇の花の関係


Pus and Flower of Epilepsy

舞踏譜

彼女は途方もなく、 美しいものになった。
闇と影。
光と色。
ターナーの世界へ。

全体的な患部。
膿の世界へ。
肉体の中に登場してきたら、 どうなるのか。
あり得ないことが 起こらなければならない。

目が内部に影になって、 降りてくる一個の顔。
痛みは第二の受肉。
肉が単独に泣いている。
なす術がない。

解説
どのようなところにも「美」はある。白濁した膿が固まってガラス質になった、かさぶたの美しさ。