仮想舞台

身体の中にある自然。野原や大空。もちろん鳥やけだものも棲んでいる。鳥になる。けだものになる。さまざまなフォルムを成り立たせている神経を辿って、変貌への鍵をつかむ。

舞台作品『舞踏花伝』(1996年)より

身体の中の織りなされている動物たちの記憶。奇妙な形をした動物、しなやかで気まぐれな雌のけだもの。旅人は誘い込まれ、けだものの世界に仲間入り。やがて取り残され、半分人間を残したままけだもの化する。鳥のデュエット。

牛、鹿、馬。キューピッド3態

慶應義塾大学アート・センター「動きのアーカイブ」(2004年)より

孔雀

慶應義塾大学アート・センター「動きのアーカイブ」(2005年)より