Tsuru, Japanese Crane

舞踏譜

。鶴の首。
細く、繊細に、その細さと長さに関わる。
身体の中の針金。
内臓から鶴の首が伸びている。
止まらない速度。
出した首をいつも半分引いてから次に移る。
関わる時間を消すのだ。
糸が鶴になった。
そして大事なのは、 身体から糸を抜かれる神経。

  1. 右の上方向に細い首。
    首の細さと嘴の長さ。
  2. 一回さらに上に伸びるようにして、 上下のS字を辿り中位の首の高さ。
  3. 少し引くようにして、反対側へ回した首。
    1から3までは素早く、細く取るように。
  4. 後ろに向いた鶴の首、空高く、嘴が上。
  5. 立ち止まって、羽の中の虫を突いている 鶴の首。 左の肩が少し上がっている。
  6. 鶴の線描の最終的なものとして。
    身体の中へ入れるベルメール。 蜘蛛の巣の集積と合体。 身体の中に留まる線。
解説
6体の鶴の首の軌跡をたどりながら次第に線が身体の中にたまっていき、全身が糸状になってゆく。
関連舞踏譜
深淵の世界ベルメールのデッサンから。何重にも糸でできた袋を持っている。クモの巣の集合体。
糸吐く人のメカニズム