膿のレリーフ


Thin Wall of Pus Shining in White

舞踏譜

膿をずるずる引っ張っていったら、 膿のレリーフ、脳梅の花子になっていた。
何となくぼおっとした花をやろうとして、 膿のレリーフ。
神経が溶けそうなテレジア。膿の寝技。

ほぐそうとしたら、神経がだんだん入ってきて、 ヴォルスの噴射。煙玉。

になって立ち上がる。
蝶から蝶へで歩いてくる。

蝶がパタパタと顔にかぶさってムンクの叫び、 ムンクの少女が糸を引っ張ってきた。
光の髭のマント

ガラスの人になろうとして、 ぷつんと糸が切れて、ポルタス

解説
白く光っているぼおっとしている膿の踊りから、だんだん細い神経のみの踊りになっていく。最後に引き抜いた木の根っこのような神経だけになってしまう少女。
関連舞踏譜
花の世界ある安息感と性的な期待と不安。
逆光の花子
壁の世界重さの中の軽さ、軽さの中の重さ。一人の少女の中に混在している重さや軽さを測る。
羽子板の少女
神経病棟の世界
メスカリン