神経病棟のスケッチSketches of the Neurology Ward舞踏譜 皿を洗っている人が、 さらし首になって流れていった。 小人が、ターナーの石膏の首になって、 器物的に一回振返った。 死のベールが、 寒い鳥になって下がっていった。 長い尻尾の孔雀が、四つの首転がし。 長い髪の毛の幽霊が、 頭を振り下がっていった。 (ベーコンの画集から) 猿を持って歩いてくる男が、犬になった。 ゴリラになった。 ポチョムキンの片眼鏡の男の綱渡り。 左腕の法王。壁を引っかいている。 足の旗四回振る。 待った待ったの人が出てきたと思ったら、 プール際でグタッとなった。 解説神経病棟にいるいろいろな患者。フォルムの持っている不可解な時間。関連舞踏譜