土蔵


Dozo, a Storage Building Made of Dried Mud

舞踏譜

、背中の虫。
枯れ木の手、口がひきつった。
一瞬の網の目に捕らえられる。
間断無く捕らえられる。重層。

闇の人。泡の人。壁からはがされた。
視線、埃、網の目に捕まった。
羽の付け根が焦げる。頭上の大きな顔。
細いムンクの少女を間断無く行う。

糸に釣られ少し右に回り込むデビュッフェの人物。
ドアを開けて戻る。
立体化。厚さを出す。

今までの動きを全部・細くやる。
その中から、カサッとした衣装の人が出てくる。

解説
どのようにしたら空間に壁を作ってゆけるのか。まず自分の身体を素材として壁の材質に近づけてゆく。さらに空間に身体を増幅させてゆく。そのプロセスが幾重にも重なってゆき、壁の大きさや厚みを現出させる。
関連舞踏譜
壁の世界空気中に霧散している埃がかたまって、何か人物らしきものを形作った。
埃の飼育
神経病棟の世界私という水晶の柱の中にヒビが入って、もう一人の私が顔を出す。
水晶の中を透視せよ